キラキラOL(うそ)

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相席屋デビュー②

こんにちは!

「坂口健太郎」よりも「タダ・飲み放題」というワードにときめくOL2人が相席屋に飛び込み、世界の平和を目指して出家する物語の続編です。

前回の記事はこちらです↓

nagaikoe.hatenablog.com

 相席する前にわたしの頭の中で予想していたのは

4、50のおじさんサラリーマン(運が良ければダンディで素敵なおじさん)

まぁ私たちのところに来るのはこういうひとだろうなぁ・・

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 (いま考えたらこの層絶対相席屋来ない)

こういう心構えがあったので

 

金色ネックレスのラッパーのような方とバッドマン Tシャツで葉加瀬太郎並みのボリューム焼きそばヘアーの2人が来たのは完全な予想外でした。

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お互い1組目、相手は仕事後直行してきたという気合の入りようだったので初めは怖かったですが、

最初の印象とは違って2人ともとってもいい人で会話もはずみます。

名前から仕事・血液型まで、大変盛り上がりました。(引き出し少なすぎぃ)

 

そうこうしてるうちに年齢の話になりました。(この時点でラッパーはチラチラ時計を気にしている。) 

 薄々思ってはいたけどなんと年下でした。(私たちは25歳です)サラリーマンしかいないと思っていた私たちは年下の想定がなかったので反応に困ります。

あからさまにがっかりする友子

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何かを察したのか2人は私たちにあまり年齢を聞いて来なかったので(いい人)「あっそうなんだぁ〜」と良い女っぽく返事をしてスルーしました

 

その他にも家族構成、何の部活に入っていたか当てなど(お見合いでももうちょっと面白い話する)、バラエティにとんだ話題で有意義な時間を過ごし、あっという間に1時間が経ちました。

 

わたしは、相席屋がどういうものか事前に調べ過ぎて

男性はいればいるだけお金がかかる→いい子がいればなるべく早く一緒に2次会に行きたい・可愛くなければ時間がもったいないので違う子と相席したい

という予備知識があったので、1時間を過ぎた頃から男性がソワソワし出したことにいち早く気がつきました。

友子は全く気づかずケータイがひび割れた話を延々としています。

 

ラッパーが机の下でケータイを開き2人で見てアイコンタクトをとっています。(葉加瀬太郎はそんなに時間が経っていると思っていなかったのかやべぇwwwって顔してました)

 

 そわそわと

何か言いたげな雰囲気・・・

 

 

ラッパー「なんかさぁ、全然飲んでなくない???」

 

(わたし「これは・・!2件目に行く流れ・・!(ていうかノリが若いな)うーんどうしよう、でも年下だし。。お金なさそうなのに(失礼)少ないお小遣い握りしめて来たのに(失礼)収穫が私たちだけじゃめっちゃかわいそう。せっかく来たのにもっと可愛い子と相席したほうが。。」)

友子と飲み物取りに行くタイミングが被ったので相談します。

 

お互い私たちで手を打ってもらうことに罪悪感を感じると同意し

「私たちから帰ることにしようか」

と決めました。

誘われちゃったら断るのも申し訳ないしまず私たちにお金を使ってる現状が申し訳ない、となりました。

(後で聞いた話ですが友子は終始男性の早く帰りたい空気を全く感じ取っていなかった)

 

しかしいざ席にもどるとなかなか言い出せない私たち。めっちゃ言いにくい。

話題はどんどんそれてほっとくと格安ケータイを使っている話をし始める友子(どんだけ話題ないん)

 

相手も何か切り出したそうだけど先に言わなきゃーーえーどうしようーーなんて言って断ろう。。と必死に考えていたそのとき

 

ラッパー「終電大丈夫???」太郎「帰んなくて大丈夫???」

 

まだ22:10なのに

 

 

それはつまりそのあの深く考えずに、あっそっそっういえばーー、と席を立ち、QUOカードをもらって帰りました。